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2016年12月09日

チラシも作ろう

今までTシャツのデザインや革モノオーダーをはじめ
服やカバンなどのチクチク仕事が大半を占めていたのだけど、去年のマルシェ以降
ホムペデザインとかDM作成なんていう「デザイナー」みたいなお仕事が増え

ミシンよりMac触ってる時間が長くなり
何屋さんかわからない感じから
なんでも屋さんな感じになりつつある今日この頃。
モニタに向かい過ぎてブログが書けなくなったり。

毎日書いてるとくだらない一行でもオッケー。
でも間が空くとくだらない一行が、オッケーじゃなくなる。

間が空くとちゃんとした十行を書かねばならぬ気になってしまう。
だから毎日書いた方が悩まなくて良いから結果ラクなのだ。

・・・わかってる。10年書いてるんだもの。わかってるのに。

で、コンサートのチラシのご依頼を受けたなんでも屋さんのお話。

アイリッシュフィドル、インドヴァイオリン、タンゴヴァイオリン
3つの異なるジャンルのヴァイオリン対バンライブ。のチラシデザイン。
場所はトクゾー。面白そうだけど難しそう。

・・・あのぅ質問なんですけどぉ、ヴァイオリンはみんな同じなんですかぁ???
っていう頭悪そうなところからスタート(よくこんなのに依頼したもんだ)。
インドもタンゴもアイリッシュも弦の種類が違うとかもなく
みんなおんなじで奏法が違うんだって。へぇ。

「アンビエントダークな雰囲気 × イージーでキャッチー」というお題。

とりあえず、アンビエントって何だ?
好きそうと言われたことはあるが、私のiTunesのリストにはそのジャンル一曲も無い。
いろんな人に質問してしっくりきた答えは、映画好き英国人の「Background」だった。

生まれ育った環境、生い立ち、それへの理解に必要な背景情報。なるほど。

やっぱり3つの国の写真が欲しいなぁ。
知らない人が撮った写真じゃなくて観光名所じゃなくて
何処か分からなくてもその場所であれば良いのに日常写真て意外とない。

どーしたもんかとぐるぐるしてたら
世界旅行した友人が「アルゼンチンもインドも写真撮ったよ。」わぁい。
フィドルも撮影し、素材集合。ふー。

で、肝心の作業だ作業。
「こーゆーのつくって」とその道のプロに言えば済んだ時代が懐かしい。

イメージはあるんだ、でもどーやってしたら良いかがチンプンカンプン。
で、その道のプロにいろはを教えて貰って試行錯誤。ファイルが増えるー。

毎日うんうんやって、ちょっと意味分かってきて(こんなのによく依頼・・・)
「ちょっと」程度でも理解出来ると脳みそのシワが増えた気がして嬉しい。

P1220937.jpg

作業用BGMは奏者の音源。贅沢気分。

完成。ホッとひとりご満悦。

このライブはいっトクゾー。

・・・というわけでこの日は夕方までの営業です。

投稿者 jam : 2016年12月09日 16:54