« 常懐荘アートマルシェ_おわりのはじまり〜FINAL〜 | メイン | 碓井ゆい個展 2013 “ empty names ” »

2013年11月03日

細長いのが入る蝦蟇口を試作・2

ひとつめに気を良くしてふたつめも。

P1140325.jpg

クロコと並んでやってみたかったのがririジッパー。

P1140331.jpg

バッグのショルダー用に仕入れたポリエステルテープとの二枚重ねを思いつき・・・

P1140334.jpg

・・・見事「大失敗」。ビジュアルは理想に近いけど、行程と仕上がりはほど遠いです。

まず、ジッパーを縫い付けたあとで両サイドを縫ってひっくり返すのに一苦労。
「ぶっ壊してやる」「殺してやる」くらいの渾身の力でも無理でした。
ひとつめが悪戦苦闘しつつも何も考えずにひっくり返せたのが奇跡だと思うほどです。

あとは素材の選択ミス。
ポリエステルテープはとにかく切った先からホロホロとほちけるのが難点。
万全な縁かがりをしたらステッチの厚みで口金に収めにくくなってしまった。

思い通りにいかない事にグツグツしがら長刀のような形のスパチュラで
ムキになって力まかせに押し込もうとしたら口金のキワから長刀がハズれて
ムキになった力まかせな勢いのまま親指をスパーンと斬る始末。いってぇ。
流血しながら「ボンドが乾くー」「血がつくー」とてんやわんやで作りました。
まだじんじんします。とほほ。

gama2.jpg

光沢とハリに惹かれてやってみたかったのに危惧した通りの結果に意気消沈中。
切りっぱなしにできる革は便利だけど縫えない、布は縫えても始末に困る。
妄想と理想をマイレベルに落とすにはどーしたものか。

短気は損気。急がば回れ。止まない雨はない。
つぎはもっと考えてからから落ち着いてやります。

投稿者 jam : 2013年11月03日 13:16