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2022年05月10日
妄想
こないだまで葉巻ホルダーのデザインを描いていた。
DaDaさんに聞き取りしたモチーフやパーツのモンタージュ。
画像の継ぎ接ぎだと各パーツの比率の差でかえってわかりにくいため
イメージが掴みやすいスケッチに。
最初から面倒くさがらず描けば良かったと反省。
で、今は「妄想」という漢字が入ったロゴを作り中。
長くなってきた人生でこんなにこの漢字を穴があくほど見るとは。
2000%拡大して100%に戻して確認。みたいなのを繰り返していると
「亡」「女」「木」「目」「心」とバラバラになってきて
もともとの漢字である「妄」と「想」を見ても「妄」と「想」に思えない。
「いかんゲシュタルト崩壊してきた。」とひとりごと。
気分転換ついでにウィキってみる。
「知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt,)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚、味覚、嗅覚においても生じうる。 」
へー。五感ぜんぶで起こるんだ。
ってことは香水や料理に使われた原料がぜんぶ分かっちゃう
天才博士みたいな人々はゲシュタルト崩壊を有効活用してるのかしら?
概要に「1947年、C・ファウストによって失認の一症候として報告されたが、持続的注視に伴って健常者にも生じることが知られるようになった。認知心理学の視点から『文字のゲシュタルト崩壊』が研究されている。これは、例えば同じ漢字を長時間注視しているとその漢字の各部分がバラバラに見え、その漢字が何という文字であったかわからなくなる現象である。」
そうそうそれそれ、まさしくそれ、その通りです。
閃いた時は「天才かよジブン!」と思えたものが
途中で「気のせいだったかも」と思えてくるのもそのせいにしよう。
投稿者 jam : 2022年05月10日 18:58