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2022年05月31日
三代目
二代目のベンチがサッパリしてしまったので
三代目の灰皿はこってりしたくなり一風変わった子を探していた。
そして見つけたのがこの子。
こんなの見た事ねぇ、一体誰がいつ何を考えて作っちゃったんだろう。
モチーフはストーブか?こんなんを何個も作っとったゴキゲンな時代があったのか?
家具調でハンドルが付いてるシルエットはイギリスっぽいけど中国も感じる。
ってことは香港メイドかもしれない。
・・・ってつい妄想できるトコがオモシロクて良い。
真っ直ぐ立てないとこも含めてバカっぽくて可愛い。
灰皿が割れてしまいスタンドだけ長らく保管されていたらしい。
シビアな内寸に合うレトロな灰皿も探す。
灰皿ってサイズとデザインと機能がいつもかゆいなーと探す度に思う。
業務用の昭和な定番も大きいか小さいかで悩ましいし。
偶然出会った一番ピッタリする子。四角くなければ。
高島屋じゃなくてメーカーのマーク。
うーん、このままじゃ使い辛い質感と色。
何か・・・あっ余ったタイルがあった。
タイトボンドっていう強くてイケメンな木工用ボンドさんで
「だって使わないまま私が死んだら間違いなくこの子は捨てられるもの。」
と、自分に言い訳しながら灰皿に謝りつつボンドして
タイルを並べて乾かす。
使いやすくてお気に入りのセメダインの目地剤。親切なヘラ付き。
マルイチで買えなくなったのでヨドバシ・ドット・コムにお届けして貰った。
ヨドバシでちょっとだけ買うといつも申し訳ない気持ちになる。けどありがてぇが勝つ。
申し訳ない気持ちで埋めたものがこちらです。
ギリギリ乗った。いえい。白黒の市松は何でも馴染んでくれて便利。
灰皿スタンドからめでたくスタンド灰皿となり満足したの図。
明日からもう6月。折り返し早いなー。
投稿者 jam : 13:36
2022年05月30日
感想文文抜き
ホルツの錆転換剤「サビチェンジャー( Holt's MH1116)」は面白かった。
ロッドビフォー
ロッドアフター
赤錆のネイティブなグラデーション状態で塗るのが一番キレイで
錆落としした後はグラも落ちてしまうためあんまりな感じ。
あんまりを鉄ベルで誤魔化すの図。
セスキの激落ちくん(セスキ炭酸ソーダ+アルカリ電解水)で
脱脂だけして実用車もそのまま雑に塗っとけば良かったなと後悔。
あの日の錆よカンバッーク。は、無理だから銀ピカに磨くしかねぇ。そのうちな。
もう二度と塗りたくないのに塗り残しが毎日見つかるスポークも大体黒くなった。
汚れ落としとキズ消しと表面仕上げが金属、硬化プラ、メッキにも使える
「KURE LOOX(ルックス)」を塗装部分に採用。
乾いた布で仕上げ磨きをしていくとワックスの抵抗感が消えて
ツルッツルになってく感じは靴の手入れと似て萌える。
自転車のホイールは激落ちくんで汚れ落としてLOOXで補完すれば良い気がしてきた。
なんだかんだと最後は激落ちくん。激落ちくん最強。
使い所がビミョーになってきた
「ワコーズ メタルコンパウンド」は入り口のアルミドアに使ってみよう。
スペシャルサンクスの図。
投稿者 jam : 19:32
2022年05月28日
今月の一期一会
■ その壱 ■
実用車やリアカーのパーツを専門でネット販売しているお店で購入依頼。
FAXかメールで。だったのでメールで。
翌日に見知らぬ番号から電話が。
「パソコンの調子が悪くてねぇ、今朝パソコンでメール見てねぇ、びっくりした。」
おじいちゃんやおばあちゃんは返信せずに電話をくれる。
そっちのが早いもんねとやりとりした後
「じゃあ明日送りますねぇ。」と大きめの声でくると
「はーいよろしくお願いします。」私も大きめの声で返す。
「長く乗ってくれてありがとう。」
「こちらこそありがとうございます。ずっと乗り続けます。」
嬉しい余韻のまま受話器を置く。スマホだけど。
パーツと一緒に手紙も入っていた。味のある走り書きで。
「最近の実用車の環境は厳しくいつまで商売できるかわかりませんが頑張ります。」
マジで元気に長生きして下さいと心から願った。
■ その弍 ■
灰皿スタンドに合いそうな昭和灰皿をネットでゲット。
用事のついでに配達してくれると連絡が。
聞けば本当は用事のついでではなく、昭和を届ける為に来てくれたそうな。
円頓寺商店街初めてだしと、わざわざファミリーで遠足に。なんてありがてぇんだ。
昭和と中古繋がりでキンブルあるあるネタで盛り上がれるのも嬉しい。
子どもちゃんがナガイ薬局のサトちゃんに乗ってる姿もいとおかし。
同じなら近くで購入することにしていて良かった。
投稿者 jam : 19:47
2022年05月20日
懐古ロマン
懐かしいパッケージに懐かしい部品がいとおかし。
投稿者 jam : 20:17
2022年05月19日
109とMoM
「ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス」を観た。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」をお家で復習して予習。
マーベルドラマ「ワンダビジョン」も観てるし万全の体制。よしよし。
いろいろ盛りだくさんで、80年代娯楽映画で、、、そのベタっぷりが楽しい。
イマドキの映画館ならではの高音響を活かした戦いの効果演出も面白かった。
好きに遊んで何が悪いの?って感じ。
スパイダーマンとソーのハンドタオル。
今から活躍するしって言い訳しながらゲット。可愛い。
「死霊のはらわた」も観とけばサム・ライミ感をより楽しめたかも。
投稿者 jam : 20:26
2022年05月17日
20年目のジュピター
ウチの愛車も今年で20年。成人式だね。
10年目の時は泥除けとタイヤを新調して錆落としてた気がする。
ここ数年は終わらない工事でどうせ汚れるしと放置しすぎて
大人を通り越して枯れてきた感が強くなってきた。
入り口周辺のついでのノリでメンテしたくなる。
そうだ、もう荷物も人類も運ぶ事がなくなったので
この機会に20年前の元のレトロな姿に近づけよう。
まずはペダルを換えて(自転車屋さんが)
座りやすいサドルに換えよう(自転車屋さんが)。
革サドル(三代目)は出会いがあるまで横に置いといて
シルエットが似ていて雨に強くて評判の良い実用的な子にした。
ペダルもサドルも安定感が増して滑らず足もつきやすくなった。いえい。
そしてついに赤錆(酸化第二鉄)を黒錆(四酸化三鉄)にすべく錆転換剤もゲット。
黒錆は900度以上の高温で加熱すると酸化皮膜(黒皮)が発生する化学反応。
水分や酸素を通さず鉄の腐食を防いでくれるという聖人のような錆。
「錆転換材」ってヤツは加熱せんでも塗ればケミストれる魔法みたいな剤。らしい。
いつかやってみたかった。
どーなるか、まずは灰皿で試してみよう。
投稿者 jam : 18:12
2022年05月10日
妄想
こないだまで葉巻ホルダーのデザインを描いていた。
DaDaさんに聞き取りしたモチーフやパーツのモンタージュ。
画像の継ぎ接ぎだと各パーツの比率の差でかえってわかりにくいため
イメージが掴みやすいスケッチに。
最初から面倒くさがらず描けば良かったと反省。
で、今は「妄想」という漢字が入ったロゴを作り中。
長くなってきた人生でこんなにこの漢字を穴があくほど見るとは。
2000%拡大して100%に戻して確認。みたいなのを繰り返していると
「亡」「女」「木」「目」「心」とバラバラになってきて
もともとの漢字である「妄」と「想」を見ても「妄」と「想」に思えない。
「いかんゲシュタルト崩壊してきた。」とひとりごと。
気分転換ついでにウィキってみる。
「知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt,)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚、味覚、嗅覚においても生じうる。 」
へー。五感ぜんぶで起こるんだ。
ってことは香水や料理に使われた原料がぜんぶ分かっちゃう
天才博士みたいな人々はゲシュタルト崩壊を有効活用してるのかしら?
概要に「1947年、C・ファウストによって失認の一症候として報告されたが、持続的注視に伴って健常者にも生じることが知られるようになった。認知心理学の視点から『文字のゲシュタルト崩壊』が研究されている。これは、例えば同じ漢字を長時間注視しているとその漢字の各部分がバラバラに見え、その漢字が何という文字であったかわからなくなる現象である。」
そうそうそれそれ、まさしくそれ、その通りです。
閃いた時は「天才かよジブン!」と思えたものが
途中で「気のせいだったかも」と思えてくるのもそのせいにしよう。
投稿者 jam : 18:58
2022年05月03日
DaDaさんとの会話あるある
ドアハンドルをロートアイアン(鍛鉄)に入れ替えたよの会話。
「みてみて。ついに見っけたんだ。」
「この角鋼のツイストを銀でやってみたいんですよね。」
「一休さんも言ってた。角棒捻って逆に捻ると角棒に戻っちゃうって(笑)」
「鍛鉄ならではの加工技術なので難しいんですよ。」
「銀でやるなら鉄で作ったのを型取りするとか?」
「それなら出来るんですけど鋳造にすると違うんですよ。」
「だよねぇ。」
「これでもう2mmのアルミには穴が開けれる人になったよ。」
「電動ドリルで開けたんですか?」
「うん型紙取ってセンターポンチでマーカーして4mmで下穴あけて、そのあと、
あの・・・アレ、段々太くなる三角錐のドリルの刃のヤツ、えーと、なんてったっけ?」
「ああ、あのロボットの手になってるような形のヤツですね。」
「そう、そんなので拡張してった。」
ベンチ新しくなったよの会話。
「脚を水平に切ってキャスターが垂直に立つようにナットを溶接して貰ったんだ。」
「その水平が難しいんですよ。」
「そうなのよ。」
「でね座板が物足りなくてお寺の廊下みたく表面を彫刻刀でテクスチャ付けたいなぁと。」
「ああ、アレで彫るんですよね、曲がった形の、ええっと名前何て言うんでしたっけ?」
「そうそうアレ、買おうと思って調べたのに何だっけ?曲刃じゃない方の名前。」
ブログやECの会話。
「ブログは最低限、httpからhttpsになってあとはほら、、、なんだっけ?
あの、、ウェブでもスマホでも見れるデザインのアレ。」
「はい。アレです。」
「そのアレになれば良いの。」
なんでもない時なら「ステップドリル」も「スクイ」も「レスポンシブデザイン」も
ちゃんと出てくるのに必要な時に何で思い出せないんだろう。
ちっせぇメモリでHDDの容量は無駄に多いレインボーカーソルな年頃。
・・・だんだん言葉がガッツ長島化してる気がする。
納品の度に最近のDIYを聞かされるDaDaさん。
買い物の度に聞かされる常連さんよりはマシか。
ちょうど良い画像もないので苦し紛れに髑髏の環と輪廻の大きさくらべで凌ぐの図。
投稿者 jam : 14:31
2022年05月02日
輪廻自分用
マイ「髑髏の環・輪廻」が出来た。黒檀羅宇はシェフにおまかせ。
これこれ。
制作当初風に名前を付けるなら
「髑髏の環・輪廻_黒檀羅宇に胴巻き弍隅巻き飾り壱」といった感ず。
黒檀と銀のコントラストがカッコ良い、強そう、漢だね。
日の目を見ないストックパーツに日を当てる賄いメイド。
丸くても誰も何も言わない黒檀部分を「こっちのが合うから」と
四角く面出しして自ら進んで面倒くさくしているところがDaDaさん。
そして案の定「もう作れない(作らない)です」となるところもDaDaさん。よっ相変わらず。
羅宇の有無でこんなに印象が変わるんだってばの図。
今回の制作を経て、最終的に輪廻の真鍮羅宇も今まで通り切り込み入りにすることに。
着せ替える際に切り込みがある方が汎用性とフィット感のバランスが優秀という結論。
制作当初から完成度が高かった証明が出来たってことで。
投稿者 jam : 19:42