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2013年10月19日

蝦蟇口口金と尺貫法

漢字で書くと四角の中を埋めたくなる、がま口の口金です。幅一寸。

P1140147.jpg

曲尺(かねじゃく)の一寸は尺(33分の10メートル)の10分の1なので約30.303 mm。
鯨尺(くじらじゃく)の一寸は、曲尺より二寸五分長い(660分の25メートル)ので
鯨尺一寸は約37.879 mmとなります。着物の仕立ては鯨尺です。

この「一寸(いっすん)」は「ちょっと」とも読みます。当て字です。
変換すると「鳥渡」と並んで出てきます。ったりめーですが当て字です。
「寸」をふたつ並べた「寸寸」は「ずたずた」「ずんずん」と読むのだそう。

「寸寸にしてくれっぞゴルァ!!!!!」
「寸寸にされボロ雑巾のように捨てられた」・・・うーん、ないな。
「寸寸 寸寸 寸寸 何処」って書いたズンドコ節の歌詞カードはアリかも。

そういえば「アルプス一万尺」や「はないちもんめ(花一匁)」も尺貫法です。
一文銭の目方(重さ)だから「文目」で「匁(もんめ)」。
真珠限定ですが国際的な質量単位「momme」として唯一世界デビューも果たしています。

一匁の目方は五円玉で体感できます。どちらも同じ3.75gなんですって奥さん。

イメージしやすく誰でも測れる身近なものを基準とする庶民の味方の尺貫法。

六尺褌を曲尺で作ればまさしく「寸足らず」を実体験できるかもしれません。

投稿者 jam : 2013年10月19日 16:54