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2021年03月25日

山口百子x春日井誠「ハレとケ」展_旧林家住宅 へ

風もないポカポカ陽気で絶好のお出かけ日和。
何かを観にいくのは「スカイウォーカーの夜明け」以来。

遠足には何を持っていったら良いか、ひきこもり過ぎて思い浮かばず。
ええいとりあえずカメラとマスクと・・・水筒はいるかな。

交換レンズどーする?・・・水筒2個分になるよな。
今日は標準レンズだけで頑張る日にしてみよう。

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そして到着。川が近いのでユスリカがいっぱい。
(でも写真ではわからない)

林家は起宿脇本陣と木曽川の渡船を管理する船庄屋さん。
明治24年(1891年)の濃尾地震で倒壊した起宿脇本陣の跡地に再建。
大正2年(1913)に主屋、昭和初年にかけて江戸時代の屋敷構えを意識した裏座敷が増築。
外観や細部は江戸以来の伝統的な大型町家の形式を踏襲している建物なのだそう。

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おじゃまします。

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渡り廊下の赤い土壁は平成30年に建築当時を復元されたものらしい。

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裏座敷。外周りは全部ガラス戸ですごい開放感。
昭和ガラス特有の歪みで紅葉や雪の季節には幻想的に揺れてきっとキレイ。

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つぎはお庭。

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「トンネルを抜けるとそこは」的写真は永遠に撮り続けられる気がする。

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お庭の記念写真。

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カッコ良い石や

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ぐっときた石や

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お庭のスナップ。
苔をよけて飛び石の上を歩いていくのが楽しくて
良いポイントないかしらの体でただウロウロする。

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クールな竹藪。やっぱシュッとしててイイ。
ユスリカが一番いっぱいいたのもココ。大群でいた。さすが藪の中。
(でも写真ではわからないので助かる)

ユスリカはオスが集まって羽音を大きくして蚊柱となり
その集合体にたった一匹のメスが飛びこんで子作りの相手を探す。
要は単独行動するメスに存在をアピールするためのお見合いの場がオスの蚊柱らしい。へー。
圧倒的にメス有利。オス健気。←人を刺さないと聞いたので寛容。




二人の作家さんが描く対象と対称。
明治、大正、昭和の空間と内と外。

「ハレとケ」を至る所で感じた展覧会でした。

投稿者 jam : 2021年03月25日 16:18