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2020年05月12日
マスク二十面相「うでおしそう」
アーケード維持管理費を毎月収めているとご褒美に年に2枚貰える「円頓寺本町のれん」。
円頓寺本町商店街振興組合員だけが手にする事が出来る特権だけど
出番がないままのピカピカの子が10年分以上ある。
ちゃんとした本格的な注染なんだぜ。
使わなくても勿体なくて捨てられないのがイエスハムタロー。
「綿100% 日本製」と品質表示タグが縫い込まれていた。
たぶん法被や暖簾によく使われているタッサブロードじゃないかと。
【ブロード】綿40番手相当以上の糸を使った地合が密で温雅な光沢のある、微細な横畝のある緯密平織物である。コーマ糸使いで織り上げた後、シルケット加工する。ブロードはもともと米国から綿の幅広生地ブロードクロスから名付けられたものである。畝の大きさはブロード>ポプリン>タッサ>グログラン>オットマン(『アパレル素材の基本 第三版:鈴木美和子・窪田英男・徳武正人/繊研新聞社』より)
・・・この子が輝けるのは今だ、今しかねぇ。
そうして出来たのがこちらです。
和柄好きのお客さんを想定しているのでサイズはM(ややワイド)で制作。
オリーブグリーンの糸にして墨黒にも焦げ茶にも見える感じに。
バイアス裁ちにして柄合わせと伸縮性とハリを生かし大の大人っぽく自立するマスクに。
耳ループのLR調整パーツはお肌に優しいシリコン製。
見る人が見れば何を使っているかすぐ分かるからナイショ。
こっちは色違いの紺色。
反対側の柄も意識してモチーフ替えたり無地多めにしたりして緩急つけてるので
ノーズワイヤーが通ってるハナ中心をつまんでエイっと凹凸を逆転させると
リバーシブルチックになるのでどっちも使っても良いようにはなってます。
「円頓寺本町商店街マスク/3,300円(税込)」
投稿者 jam : 2020年05月12日 20:56